新居に引っ越すと、前の住人宛の郵便物が届くことが…!
我が家でも、間違って届いた前の住人の「お歳暮」をその場で受け取ってしまい、対処に困ったことがありました。
郵便物は勝手にポストに届くため、どう対応すべきか悩むものです。
この記事では、前の住人の郵便物(ヤマトDM)が届いた際の正しい対応方法をご紹介します。
誤配達された郵便物の取り扱いや、間違って開封してしまった場合の処理手順、さらには配送業者ごとの対応方法まで、詳しく解説していきますね!
郵便物の問題をスムーズに解決しましょう。
前の住人の郵便物が届いたときはどうする?
新しい住まいで生活を始めると、前の住人宛の郵便物が届くことは珍しくありません。
このような状況は誰にでも起こりうることなので、適切な対処方法を知っておくことが重要!
そんな時にどう対応すればよいのかを詳しく解説していきますね。
誤配達された郵便物の対応方法
もし前の住人宛の郵便物が届いた場合、まずはその郵便物を開封しないことが大切です。
不用意に開封してしまうと、プライバシーの侵害につながる可能性があります。
また、郵便局に連絡して、正しい配達先に転送するよう依頼することが一般的です。
この際、郵便局員が郵便物を回収に来ることもあるため、郵便物はそのまま保管しておきましょう。
このあとで詳しい方法をお伝えしますね!
間違って開封してしまった際の処理手順
万が一、間違って郵便物を開封してしまった場合は、焦らずに対処しましょう。
まずは郵便局に連絡し、事情を説明します。
その後、郵便局の指示に従って対処するのが適切です。例えば、開封したことを伝えて封筒に「誤って開封しました」と記入し、再び封をすることが求められることがあります。
このように、誤配達や誤開封の場合でも、適切な対応を取ることが大切です。
前の住人宛の郵便物が届いた場合、冷静に郵便局に連絡して適切な対応を取ることが大切です。
誤って開封してしまった場合でも、適切な処理を行えば問題は解決できます。
郵便法で定められていること
間違って届いた郵便物は返送しなければいけないと郵便法で定められています。
第四十二条
郵便物の誤配達を受けた者は、その郵便物にその旨を表示して郵便差出箱に差し入れ、
又はその旨を会社に通知しなければならない。
前項の場合において誤ってその郵便物を開いた者は、
これを修補し、かつ、その旨並びに氏名及び住所又は居所を郵便物に表示しなければならない。
もし間違えて郵便物を開封してしまった場合は、次のような対応が必要です。
まず、封筒を丁寧に封じ直します。
そして、誤って開封したことを伝えるために郵便局に連絡する。
このような報告を怠ると、意図せず法的な問題に巻き込まれる可能性もあります。
たとえば、郵便物をそのまま放置したり、不適切に処理したりすることは法律違反となる場合があります。
具体的には、「遺失物横領罪」という法律に触れる可能性があり、これには1年以下の懲役刑や10万円以下の罰金が科されることもあるのです。
ちょっと面倒と思うかもしれませんが、しっかりと対応しないと大変なことになるので気を付けましょう。
具体的な対応方法を『郵便局』『クロネコダイレクトメール』の場合に分けて確認してみましょう!
前の住人の郵便物が郵便局扱いの場合
もし前の住人宛の郵便物が郵便局を通して届けられたら、以下のように対応しましょう。
その郵便物にメモ用紙を貼り、「この住所には該当の方は住んでいません。(現在の住居者は○○です)」と記載します。
その後、メモ用紙が剥がれないようにセロテープでしっかり固定し、ポストに投函するか直接郵便局の窓口に持ち込みましょう。
ここで注意したいのは、「誤配達」との違いです。
住所は正確でも宛名の人がその住所に住んでいない場合、これは誤配達とは異なります。
もし「誤配達です」とメモしてしまうと、郵便局は住所に誤りがあったと判断し、同じ住所に再配達することになります。
これでは元の状態に戻ってしまいますので、「この住所に宛名の人は住んでいない」という内容を明確に伝えることが重要です。
前の住人の郵便物がヤマト扱いの場合
ヤマト運輸(クロネコDM便)の場合、前の住人宛の郵便物が届いた時の対応方法は以下の通りです。
ヤマト運輸のコールセンターに連絡し、引き取りを依頼する流れが一般的です。
コールセンターは携帯電話からでも無料で利用でき、自宅から動く必要がないため、とても便利です。
- ヤマト運輸に電話をかけます。
郵便物に記載されているフリーダイヤルの番号に連絡します。 - 「前の住人宛の郵便物が届いた」と伝えます。
すると、ヤマト運輸のドライバーが取りに来てくれます。- 通話中に名前、郵便番号、住所を伝えます。
- 都合の良い時間を聞かれるので、回答します。
回収に来た時に、今後の取り扱いについて確認すると、差出人に転居していないことを伝え、返却されるとのことでした。
そのため、違う差出人からDMが送られた場合も再度同じ方法を取ることになります。
ヤマト運輸内で共有されるわけではないので、差出人毎に対応する必要があるのでちょっと面倒ですよね。。。
また、受け取り拒否の簡単な方法として、表札を設置することが効果的です。
住所と名前が一致しない場合、ヤマト運輸は投函せずに送り主に返却するため、誤配送対策に役立ちますよ!
前の住人の郵便物に関するよくある質問
前の住人の郵便物に関するよくある質問をまとめました。
参考にしてくださいね!
前の住所に届いてしまった郵便物はどうするの?
誤配達された郵便物を受け取った場合、対応としては以下の手順を踏む必要があります。
- 誤配達であることを明示するため、郵便物にその旨を記載します。
これは、郵便物に誤配送であることを示すメモを添付することを意味します。 - 次に、その郵便物を郵便差出箱に投函するか、または住んでいる地域を管轄する郵便局に直接連絡を取ることが求められます。
郵便ポストに投函する場合は、誤配送であることを示すメモを郵便物に貼り付けてから行います。
また、電話での連絡を選ぶ場合は、誤配達の事実を郵便局に伝える必要があります。
このようにして、誤配達された郵便物を正しく返却することが重要です。
自分の家に知らない人の郵便物が届いた場合どうすればいいですか?
他人宛の郵便物が誤って自宅に届いた際には、次のような手順で対応しましょう。
- 郵便物の表面に、誤配達であることを示すメモや付せんを貼ります。
これにより、郵便局側が誤配達であることを容易に理解できます。 - 次に、この郵便物を最寄りの郵便差出箱(郵便ポスト)に投函します。
これにより、郵便局が正しい宛先に再配達する手配を行います。 - もしくは、郵便局またはお客様サービス相談センターに直接連絡を取ることもできます。
電話での連絡では、誤配達された郵便物の詳細を伝え、対応を依頼します。
このように、他人宛の郵便物が誤って自宅に届いた場合には、適切な手順で返却することが大切です。
前の住人の郵便物が届いた時のまとめ
新居に引っ越した際、前の住人宛の郵便物が届くことはよくあります。
このような場合、正しい対応は重要です。
誤配達された郵便物は、その旨をメモや付せんで明記し、最寄りの郵便差出箱に再投函するか、直接郵便局に連絡してください。
万が一、誤って郵便物を開封してしまった場合は、封をし直して同様の手順で対応しましょう。
また、宅配便で届いた場合は、配送業者に連絡し、引取りを依頼するのが最善です。
これらの対応を行うことで、スムーズに郵便物の正しい宛先への届けを助け、トラブルを避けることができます。
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